サッカーJリーグの放映権を獲得し、注目を集めたスポーツ映像配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」。しかし、Jリーグが開幕した2月25日から2日間にわたって配信トラブルを起こした。同社のジェームズ・ラシュトンCEOは「このような問題を引き起こし、がっかりした」と問題を振り返った。

(写真=都築 雅人)

[DAZN(ダ・ゾーン)CEO]
ジェームズ・ラシュトン氏


1978年生まれ。大学卒業後、99年英バーミンガムシティフットボールクラブに入社。コマーシャルディレクターを務め、2003年に英動画配信大手パフォームグループに入社。15年より、同グループが運営するダ・ゾーンCEOに就任。

ダ・ゾーン配信トラブルの概要
ダ・ゾーンは2016年7月、これまでスカパーJSATが獲得していたJリーグの放映権を取得した。17年2月25日から放映を始めようとしたところ、映像が正常に配信されず、翌26日にもライブ配信が視聴できない事態が発生。3月2日に配信トラブルの原因を公表したが、8日には一部の会員にサービスの退会が完了したという内容のメールが送られる不具合も起きた。
3月2日に発表したプレスリリースを通じて、2月25、26日に発生した配信トラブルの原因と対策を説明した

 Jリーグが開幕した時に残念な不具合が生じてしまいました。自分たちがこのような問題を引き起こしてしまったことに対し、非常にがっかりしています。

 一連の問題は、もちろんあまり体験したくなかったことです。スポーツファンからも「がっかりした」という声を聞きました。ただ1週間後に、「この問題を解消してくれてありがたい」「正直に問題を公開し、透明性をもって、スポーツファンにコミュニケーションをしてくれたことはありがたい」というようなフィードバックも頂きました。