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6月末、中国事業から撤退し10億円強の特別損失を計上すると発表した。一時はユニクロをしのぐ600店近くを展開したが、黒字のめどが立たないと判断した。「日本の比じゃない」という価格競争と市場の変化の速さについていけなかった。

[ハニーズホールディングス 社長]
江尻 義久氏

1946年福島県生まれ。69年に早稲田大学卒、父親が経営するエジリ帽子店に入社。78年に婦人服を販売するエジリ(現ハニーズ)を設立し専務、86年から社長。2003年にジャスダックに上場(05年に東証1部)。17年に持ち株会社に移行。

SUMMARY

中国からの撤退の概要

6月29日に中国小売事業からの撤退を発表、2018年5月期に撤退に伴う特別損失10億円強を計上した。06年に中国に進出。その後は百貨店やショッピングモールに新店を出し、一時期は日本の衣料品専門店で最大規模となる600店近くまで店舗数を増やした。だが価格競争の激化などで採算が悪化、最近は中国が収益の足を引っ張っていた。

 中国に進出したのは2006年4月でした。ちょうど12年前になります。最初から好調でしたよ。百貨店の20坪くらいのコーナーに多くの店を出したのですが、1年目から利益が出ました。現地の若い子たちが日本のファッションに飛びついてきたのです。

 それを見た地元の一流百貨店が、どんどんテナントとして入ってくれと言ってきてくれて、上海、北京と店を広げていきました。13年くらいまでは一度も赤字にならなかったですね。ピークは12年でした。