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留学生アルバイトの雇用に絡み、労働時間超過などの問題が発覚した。本社の家宅捜索や吉冨学社長の書類送検など、ブランドイメージを損なう事態に陥った。吉冨社長は「故意性はなかった」と訴える。

[一蘭 代表取締役社長]
吉冨 学氏

1964年、北九州市生まれ。88年、第一経済大学(現日本経済大学)卒業。派遣業などいくつかの事業を立ち上げた後、行きつけのラーメン店の屋号を引き継ぐ形で93年、とんこつラーメン店の「一蘭」を設立する。

SUMMARY

一蘭の外国人雇用問題の概要

大阪府警は昨年11月、外国人の雇用をハローワークに届け出る義務を怠った容疑で、一蘭の本社や道頓堀店(大阪市)を家宅捜索した。さらに今年3月には、留学生を法律で定められている「週28時間」を超えて勤務させていた入管難民法違反の容疑も加え、吉冨学社長や同店の店長ら計7人と、法人としての一蘭を書類送検した。

 大阪府警から家宅捜索を受けたという報告を聞いた時、「まさかうちの会社が。何かの間違いではないか」と信じられない思いでした。しかし、現実には、間違いを犯していたのは私たちの方でした。留学生は週28時間という枠内でアルバイトなど「資格外活動」をすることが認められています。一蘭の道頓堀店(大阪市)に勤務していた10人の留学生がこの28時間を超過していました。また、同店での外国人12人の採用について、雇用対策法上の届け出義務を怠っていました。

 幸いお客様の来店は減っていませんが、一蘭のブランドイメージが傷ついたことは間違いありません。これはひとえに社長である私の責任です。もっと綿密なコンプライアンス対策が必要でした。