全国農業協同組合中央会(JA全中)の会長選の開票が7月5日に行われ、中家徹氏が内定した。敗れたJA東京中央会・連合会の須藤正敏会長は「私の提言が改革の突破口になれば」と話す。農家の課題ではなく、国民を巻き込んだ食品自給率維持の問題にしたいと考える。

全国農業協同組合中央会(JA全中)の会長選に立候補し負けました。新会長に内定した中家(徹氏、JA和歌山中央会会長)さんと違って知名度が低かった。251人の代議員のうち、せいぜい50人ほどしか私のことを知らないと思います。そのなかで88票も得られた。短期間で私の考えに多くの仲間が賛同してくれたことに感謝しています。負けて悔しいというよりも、改革の突破口が見えてきたという気がしています。
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