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実物を確認せずに中古スマートフォンを買い取るサービスを開始したが、詐欺が横行。売り物である「ネットで査定し直ちに入金する」仕組みを返上する事態に陥った。買い取ったはずのスマホが届かないケースが想定以上に多かったのが要因という。

[ジラフ社長]
麻生輝明氏

1992年生まれ。2011年一橋大学商学部入学。在学中に買い取り価格比較サイト「ヒカカク!」を開設。14年合同会社ヒカカク創業。15年ジラフに組織変更。17年一橋大学卒業。スマートフォンの高価買い取りサイト「スママDASH」も運営。

SUMMARY

スマホ買い取り方法変更の概要

スマートフォン特化のフリマサイト内のスマホ即時買い取りサービス「スママDASH」からの撤退を4月26日に発表した。中古スマホをウェブ上で査定し、実物を確認しないまま直ちに買い取り金額を入金する仕組み。だが即時入金よりも高額買い取りを望む消費者が多いことから、スマホが送付された後に入金する方式に変更した。

 スマートフォンを買い取って即時入金するサービス「スママDASH」を1月に開始しましたが、売り物である「ネットで査定し商品を送っていただく前に入金する」仕組みを3カ月で返上しました。今後は、商品が届いてから入金する形にします。「即時入金」の仕組みは、多くのお客様が支持してくださっていたので、残念です。

 目玉のサービスの内容を変更せざるを得なかったのは、査定後に入金したのにもかかわらず、買い取ったはずの商品が届かないケースが想定より多かったことです。