パチンコホール大手のべラジオコーポレーションにサクラ疑惑がふりかかった。店長が金銭目的で私的に行ったものとみられるが、ネット炎上や銀行の融資一時停止など大きな影響があった。該当者への刑事告訴を検討するほか、再発防止に向けた取り組みを始めた。


パチンコホールにあるスロットマシンには、メダルの出やすさを何段階かに変えられる「設定」という機能があります。当社の元従業員で店長を務めていた人物が、スロットマシンの設定を出やすく変更したうえで、その情報を外部に漏洩した疑いがありました。
本人は認めておりませんが、懲戒解雇処分にし、刑事告訴も検討しているところです。このような行為は到底許されるものではありません。当社の管理が行き届いておらず、今回の件を起こしてしまい、お客様や関係者に多大なご迷惑やご心配をおかけしたことを深くおわびいたします。
この件でパチンコホールに対するイメージが悪くなることは本意ではありませんし、経営者としての責任がありますので、今後の対策を含めて何があったのかをお話ししたいと思います。
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