現職の森田健作氏が高い知名度で有利に選挙戦を進めた千葉県知事選挙。「ディズニーランドの街」で知られる、千葉県浦安市の前市長が挑戦したが敗れた。「県民に寄り添う政治」を掲げたが、低い投票率にも泣かされた。

[前千葉県浦安市長]松崎 秀樹氏
手応え感じるも現職の壁は厚く

 3月26日に投開票が行われた千葉県知事選では、無所属で現職の森田健作氏が高い知名度を生かして3選を果たした。ただ、投票率は31.18%と低 調で、有権者の関心の低さが如実に表れた。千葉県浦安市長を5期18年務めた松崎秀樹氏は行政経験をアピールして有権者に訴えたが、森田氏に70万 票以上の大差をつけられ敗北した。

 やるべきことは全てやったと思っていますが、残念ながら結果は結果です。悔しいですが、私自身の力不足だったことは受け止めなければならないと考えています。終盤に追い上げることはできたのですが、現職の壁の強さを再確認しました。支えてくださった皆様には心からお礼を申し上げます。

 今回の選挙は広い千葉県を駆け回りましたが、組織がないだけにオーソドックスでシンプルな選挙活動だったと思います。私自身、初めて千葉県内の54市町村を回りましたが、悲鳴に近い声が県南、県北東部などあちこちから上がってきているのを痛感しました。

 

  香取市の宇井成一市長をはじめ、多くの市町村の首長からも温かい支援をいただきました。表立って応援はできないけれど、陰で支えていただいた首長の方もたくさんいます。現職の知事の存在が非常に大きい中で、大変勇気がいることだったと思います。

 敗因としては、やはり、最初から分かっていたつもりではありますが、現職の壁の厚さでしょう。

 

後半はだいぶ盛り返したという手応えはありますし、街頭の反応も非常に良かった。肌感覚を超えたところに、何かがあるのだろうという印象です。支 援団体の多さにしろ、現職にはそもそも、そうした強みがある部分もあります。知名度やパフォーマンスで政治をやるわけではない。そうした信念で頑 張ったつもりですが、最終的には届かなかったということです。