2011年10月3日、住友金属鉱山の経営を揺るがしかねない事件が発生しました。フィリピン・タガニート地区で建設中のニッケル製錬プラントが、現地の武装勢力に襲撃されたのです。当社はその頃、非鉄金属業界で「メジャークラス」に入ることを目指し、海外展開を加速していました。タガニートはその戦略に不可欠の存在。約13億ドル(約1560億円)を投じた、社運を賭けたプロジェクトでした。