2011年10月3日、住友金属鉱山の経営を揺るがしかねない事件が発生しました。フィリピン・タガニート地区で建設中のニッケル製錬プラントが、現地の武装勢力に襲撃されたのです。当社はその頃、非鉄金属業界で「メジャークラス」に入ることを目指し、海外展開を加速していました。タガニートはその戦略に不可欠の存在。約13億ドル(約1560億円)を投じた、社運を賭けたプロジェクトでした。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1328文字 / 全文文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「有訓無訓」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?