創業者からの継承は試練 変えてはならぬ理念を 共有するには対話しかない

(写真=陶山 勉)

 人生の大きな転機は、私が高校2年生の時に父が脳卒中で倒れて亡くなったことです。私も家計を助けるため、レストランで夜遅くまで毎日、皿洗いのアルバイトをしました。

 職場の大人の人たちが、あちこち遊びにも連れていってくれて学校とは全然違う世界が開けました。母親もパートに出ていたのですが、家計は苦しく、私は大学に行きませんでした。人生に「もし」はないと言いますが、父が急逝しなかったら、私は今とは全く別の人生を歩んでいたでしょうね。

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