人類の歴史を遡ると食事は栄養を取るためのもので、「栄養を食べる」という意味では、食事には世界共通の普遍性があります。しかし、今や食事にはそれ以上の意味があります。おいしさの定義や楽しみ方は、各国の歴史や文化に根差したもので大きく異なります。食分野でグローバル化をしようとすると、こうした異なる食習慣を理解した上で仕事をしなければなりません。それは、家電や自動車などのように、1つのフォーマットで全世界に商品を提供しやすいビジネスとは相当違います。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1318文字 / 全文文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「有訓無訓」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?