私は2000年に取締役になりましたが、ちょうどこの頃、業績が急に悪化しました。投資家の信頼を取り戻すため、あらゆる部署がコストカットに集中せざるを得ませんでした。しかし私はこういう時こそ「無印良品」の原点に立ち返ることが重要だと考えました。業績が落ちた一因は、資本の論理に流されて、商品開発の考え方がぶれたことにもあったからです。