リーダーに必要なカリスマ 相手を尊重する姿勢が人を動かす原動力になる

(写真=竹井 俊晴)

 カリスマ的な一人の経営者が企業を変え、競争力の源泉となる文化を形作る──。半世紀にわたり経営コンサルタントとして働き、世界中の経営者と親交を持つ中で、つくづくそう感じています。

 例えば、トヨタ自動車の豊田章男社長の父で、名誉会長の豊田章一郎氏は、非常にカリスマ的な経営者でした。生産やマーケティングを含むトヨタ流の仕組みを、強いリーダーシップによって“発明”した人物です。