しかも、日本興亜と損害保険ジャパンは10年4月に持ち株会社を設立し、経営統合の真っ最中でした。内も外も嵐のような環境の中で考えたのは「今、最も重要なことに焦点を合わせる」ということでした。

危機の時こそ「最も重要なこと」に最善・最短の策で向かう

 環境が厳しくなる中で目指すべきことは暴風雨にも耐えられる会社になることです。実は経営統合からしばらくの間、当社は「1ブランド2プラットフォーム」を標榜していました。統合でNKSJホールディングスという1つの会社になりましたが、傘下の両社は切磋琢磨しながらおのおの伸ばしていこうという戦略です。情報システムも両社のいい部分を洗い出し一体化する予定でした。