今や6兆円を超える時価総額の任天堂。オーナー社長だった山内溥さんとの出会いは鮮烈でした。25年以上も前のことですが。
「あんたがヒガシか。くだらん記事書いてくれて。迷惑や」
京都の任天堂本社。名刺を渡すなり、こう怒鳴られました。東京でゲーム業界担当だった私は、任天堂に対抗する東京のゲーム会社の話をよく記事にしていました。「セガ、北米販売で任天堂に迫る」といった記事に山内さんはご立腹だったようで、いかに任天堂が優位か、という話を大変な殺気とともに私に浴びせました。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り388文字 / 全文文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「編集長の視点」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?