「ヒトが空を飛ぶために石油を残しておかないといけない。原子力や太陽電池じゃ飛行機は飛ばせられないから」

 石油化学会社のOBがホンダ創業者の本田宗一郎さんに初めて会った時、こう教えられたそうです。「同じ経営者でも考えるスケールが違うと感心した」と当時を振り返っていました。

 お話からは、宗一郎さんの航空機事業への思いが感じられます。悲願はその後「ホンダジェット」として結実します。しかし、石油を使わずマイカーが空を飛ぶ時代がすぐそこに来ているとは予想しなかったかもしれません。