取材先の帰宅時や出勤時をつかまえて話を聞くため深夜早朝に家に張り込みに行くことをマスコミでは「夜討ち朝駆け」「夜回り朝回り」などと言います。欧米にはこんな働き方はなく英フィナンシャル・タイムズ(FT)の人間に話すと「クレイジーだ」と目を丸くします。

 私が駆け出しの新聞記者だったころは先輩に「記者の基本は夜回り朝回り、そして夜回り朝回り」と教えられました。夜回りが終わって帰宅しシャワーを浴びて一服していると、もう朝回りのための車が迎えに来ている、なんてことも珍しくはありませんでした。

 が、それももう、かつての話。今では上司や先輩から「早く帰れ」としつこく言われ、「仕事にならない」との愚痴が現場から聞かれるほどです。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り323文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「編集長の視点」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。