2017年11月13日号
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PART 1
過信が生んだ5回の延期
半世紀ぶりの国産旅客機として期待を集める三菱重工業の「MRJ」。だが初号機は5回の納入延期に追い込まれた。失敗を生んだ「過信」の構造に迫る。
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PART 2
怠った人材育成のツケ
鉄壁のプロジェクトマネジメントで世界各地に巨大プラントを作ってきた日揮。大型・複雑化する現場を束ねる人材を育成できず、19年ぶりの赤字に陥った。
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PART 3
発注者が生む悲劇
情報システムの領域でも大規模な失敗が頻発している。悲劇を生む分かれ目は何か。発注者がシステムを理解しないまま、見切り発車でプロジェクトを始めることに原因がある。
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PART 4
社運は賭けるものじゃない
プロジェクトが失敗する事情は様々だが、本質的な原因はどれも似通っている。先人の失敗を繰り返さないようにするには、どうすればいいか。専門家の答えは。