2018年11月12日号
-
PART 1
デストピアからの悲鳴
東京都内の機械メーカーに勤めるサッタル・サイム氏(仮名)は中国の新疆ウイグル自治区出身だ。同郷の妻と2人の子供とともに神奈川県で暮らす。
-
PART 2
犯罪データに商機あり 町には死角なし
米ロサンゼルス市警は、「未来の犯罪者」をビッグデータで追い詰める。国内では万引き犯の検知に映像解析技術を駆使。犯罪データは「宝の山」だ。
-
PART 3
月300円で完全追跡 社員はもはや“丸裸”
監視技術は仕事場に広く普及している。スマホもパソコンも、操作は会社に筒抜けだ。オフィス内は「壁に耳あり障子に目あり」。皮膚振動から、深層心理すらも読み取られる。
-
PART 4
日本勢の反撃 カギは「炎上」防止
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは10月、シリコンバレーの監視ビジネスベンチャー、米パランティア・テクノロジーズが2019年の上場を検討中で、企業価値は410億ドル(約4兆6000億円)に上るという観測を報じた。