2016年10月31日号
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PART1
身代金ウイルス急増の震源地
ファイルを暗号化して身代金を要求する「ランサムウエア」が増殖している。犯罪者集団は日本企業を“カモ”と見るが、経営者は迫り来るリスクに気付いていない。
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PART2
新たなターゲットはIoT
サイバー攻撃の標的は「データ」だけではない。インフラや工場なども狙われ始めている。あらゆるモノがインターネットにつながるIoTが、サイバー攻撃のリスクを拡大する。
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PART3
国産車ハッキングの衝撃
遠隔から乗っとられて140万台リコール──。自動車業界に衝撃が走った。「サイバー無策」なのはクルマも同じだ。開発プロセスそのものが変わる。
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PART4
無策を脱する4つの方法
国防総省などが主導して企業のセキュリティー強化を進める米国。無策のままでは差は縮まらない。脱却には「4つの方法」がある。