2017年10月9日号
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PART1
新勢力がヒット連発 かつてない大乱戦
国内家電大手がかつての勢いを失う中、ニッチ領域でヒットを生むベンチャーが台頭してきた。多機能化で価格維持を図るのが定石だった業界で、価格破壊の猛者が暴れ出す。米IT大手もAIを武器に参入し、白物家電業界はかつてない大乱戦を迎えている。
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PART2
開発体制すら変える 逆襲に転じた国内大手
リストラが一段落し、家電事業の復活に向けてようやく動き出した国内大手。パナソニックは美容分野でヒットを生み、ベンチャー流で未来の「カデン」作りが始まった。外資の傘下に入った東芝とシャープも、新たな商品開発の仕組みを整えつつある。
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PART3
シリコンバレーが狙う 「味覚」のデジタル化
シリコンバレーでは今、調理分野の“KADEN”ベンチャーが相次ぎ産声を上げている。スマホアプリと連動させて温度を管理し、誰でも「おいしい」食事を作れる。AIと半導体技術で味付けし、未開のフロンティアを料理する。
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PART4
発想の起点は 「文化」から「個」へ
パナソニックが今年1月、インド市場で発売したある“戦略商品”が話題を集めている。