2017年9月25日号
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PART1
繁華街も、郊外も、夜、誰も消費してない!!
都心部から郊外まであらゆる場所で、日本の夜間経済が縮み始めている。人口が減る以上、一定の内需減退は仕方ないとはいえ、夜の産業の縮小は“理論値”を上回る。夜は誰も消費してない!!──。そんな「日本の夜」を縦断リポートする。
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PART2
クルマが売れないのは夜、誰も出歩かないから
夜間経済の縮小は、「夜の産業」に悪影響を及ぼすだけではない。そのしわ寄せは、製造業など様々な「昼の商売」にも及び始めている。日本内需市場低迷の象徴「クルマ市場の縮小」も、夜、出歩かなくなったからだ。
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PART3
日本から夜の経済が消える10の理由
日本の夜間経済が縮小し始めた背景には、人口減少・高齢化がある。だがそれだけでは、「夜の産業」の急激な落ち込みを説明できない。その裏には、恋愛文化の衰退やSNSの発達など現代日本ならではの要因もある。
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PART4
起きよ、国民 「夜の本能」を呼び覚ませ
東武野田線春日部駅の西口から目抜き通りを500mほど行くと、デニーズやジョナサンなど大手ファミレスが並ぶゾーンに行き着く。その中に24時間営業を続けるライバルを横目に午前1時に早々と閉店する店がある。ロイヤルホスト春日部店だ。