2017年9月11日号
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PART1
大企業が招いた「シブヤ」の終焉
かつては、カオスが若者を引き付け、渋谷から独自の消費トレンドが生まれた。だが今、大企業の進出で普通の街になり、若者は渋谷に魅力を感じなくなっている。
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PART2
300人の証言が示す「見えない消費」の実態
若者たちの実像を知らずして、若者の消費を語ることはできない。取材班は街角、観光地、座談会、アンケートで生の声を収集。専門家にも話を聞いた。
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PART3
企業が群がるインフルエンサー
カリスマユーチューバー」「年収5億円の男」──。こんな形容詞で、ネット業界や若者たちの注目を集める人物がいる。動画共有サイト「ユーチューブ」で、約240万人(9月4日時点)のフォロワーを誇るヒカル氏。動画チャンネルを開設して1年半で、「インフルエンサー」の代表格に上り詰めた。
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PART4
若者が殺到、欲望に刺さる5条件
8月下旬の平日夜、東京都新宿区の歌舞伎町では満席近くになった居酒屋に若い男女がひしめいていた。彼ら彼女らは友人同士ではなく、この店でこの日初めて出会ったばかり。セクションエイト(東京都品川区)が運営する“婚活応援酒場”の「相席屋」だ。