2015年8月10日・17日号目次
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PART1
絶好調指標、相次ぐ
大相撲人気が復活してきた。今年は4場所連続で15日間連続の大入りを記録。相撲好きの女性ファンを指して「リキジョ」「スージョ」なる言葉も生まれている。
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PART2
2極化のウソっぱち
実感なき回復──。景気の現状をなぜそう分析するのだろう。「都市部はいいが、地方はまだまだ」などと、今をまだら模様と見るからだ。地方、中堅・中小…。回復はまだ先と言われるところに力強さが出ている。
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PART3
今、そこにある危機
「過去最高」続出の陰で、危機の芽も生まれている。完全雇用は慢性的な人手不足をもたらし、成長は胸突き八丁だ。問われるアベノミクスの持続力。バトンは「政官」から「民」へ渡る。
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PART4
成長戦略は企業が主役
上向いた景気を持続的なものにしていくためのハードルは決して低くはない。国主導の金融緩和や財政支出頼みの構図は長続きせず、人手不足など「供給の壁」が早くも顕在化してきた。「民」が主役となり、経済の好循環をどう生み出していくのか。宮沢洋一・経済産業相に聞いた。