2016年8月1日号
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PART1
LINEを生んだ非干渉
韓国インターネット大手のNAVER(ネイバー)は、グループからLINEを生み出すことで、閉塞感を突き破った。ネイバーとLINEは、ボーダーレス時代の新たなグループ経営のあり方を象徴している。
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PART2
老舗はなぜ苦悩する
成長が続く間、子会社が次々に誕生し、グループは自然と拡大していく。しかし成熟期に入ると悩みが噴き出す。約1000社の連結子会社を持つ日立製作所も同じだ。まずは巨艦を率いた川村隆・名誉相談役の話を聞こう。
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PART3
キーワードは「解き放て」
日本でもグループ経営に対する価値観は変わりつつある。子会社を縛るスタイルはもう古い。グループを成長させるにはどうすればいいか。人・組織・カネ、3つの分野での「解放」がカギになる。
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PART4
かわいい「子」に旅
富士電機、富士通、ファナックと巨大企業を次々と生み出し、「グループ経営の手本」と称された古河グループ。だが、右肩上がりの時代は終わりを迎え、新陳代謝が止まった。代表企業の富士通が狙うのは、社外の知恵だ。