2016年7月18日号
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PROLOGUE
VR元年 胎動する市場
6月25日、土曜日。横浜スタジアム(横浜市)は、横浜DeNAベイスターズと読売ジャイアンツの試合を見にきた客で超満員だった。試合開始直前、始球式でボールを投げるため1人の男性がグラウンドに現れた。
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PART1
リアルの限界を超える
VRは時間や空間という現実の制約を超えた世界を我々に提示する。その可能性に着目し、生産性を飛躍させようと模索する動きが起きている。
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PART2
業務プロセスも革新
普段の業務プロセスを一段と効率化できるのもVRの特徴だ。ではどうやって活用すればいいのか。先進事例からその要諦を探ってみよう。
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PART3
過熱する覇権争い
VRが急速に発展しているのは、HMD(ヘッドマウントディスプレー)が進化してきたからだ。次世代の革命を見据え、覇権争いが早くも過熱している。
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PART4
未来が課題を克服する
企業でも活用が広がるVRではあるが、課題は少なくない。ハードウエアやソフトウエアだけではなく、運用の仕方に至るまで今後克服していかなければならないことが多い。15分も持たない──。HMD(ヘッドマウントディスプレー)でVRを経験したことがある人ならこの感覚が分かるはずだ。