2018年6月18日号
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PART 1
「富裕層ビジネスで景気回復」は間違い!?
まことしやかに語られ、本誌も報道してきた「富裕層けん引型の消費回復論」。だが現実には、富裕層の数は増えれど個人消費はなかなか回復の兆しを見せない。期待の富裕層ビジネスの現場に、日本人富裕層が姿を見せない理由は何なのか。
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PART 2
資産100億、愛車は軽トラ これが日本の富裕層
この国の富裕層の大半は「企業オーナー」「医師」「地主」の3職種が占めている。消費に対する考え方は人それぞれだが、いずれの富裕層にも共通することが1つある。「少なくとも国内で、今から大きなカネを使う予定はない」だ。
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PART 3
狙うはプチ富裕層と上昇志向庶民
想像以上に財布のひもが固いお金持ち。富裕層向けビジネスの急拡大は望めそうにない。消費意欲のさらなる拡大が望めるのは本物の富裕層ではなく、プチ富裕層と上昇志向庶民だ。企業がより取り組むべき「真の富裕層ビジネス」を展望する。