2017年6月12日号
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PART 1
始まった「空中戦」ヒト、モノ、カネが殺到
「空飛ぶクルマ」はもはやSF小説に登場する空想の産物ではない。世界には本気で実用化を目指している起業家たちがいる。まずは、その「熱狂」の現場をのぞいてみよう。
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PART 2
産業ピラミッドが崩壊、震源地は中国
電動化が促す次世代モビリティー開発競争。その先陣を切るのはEV(電気自動車)だ。とりわけ台頭著しいのが、中国の新興ベンチャー。ガソリン車での実績なんていらない。そう、彼らこそ旧来の産業ピラミッドの破壊者だ。
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PART 3
混沌の先にある商機 磨いた技は必ず生きる
中国で始まった「秩序崩壊」。その波はいずれ日本へと押し寄せる。だが、次世代モビリティーの新たな産業ピラミッド作りはまだ始まったばかり。電動化が新たな商機を広げているのもまた事実だ。先んじて動く企業はある。
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PART 4
「やってもせんに。とべ!」
絶叫ジェットコースターで知られる遊園地「グレートアメリカ」を望む海岸沿いに、米サンタクララ・コンベンション・センターはある。5月下旬、ここの一室で地元の町工場だけが出展できる加工技術展が開かれていた。