2016年4月25日号
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PART1
千差万別の新ビジネス
IoTのさらなる広がりで、センサーが世の中の至る所にばらまかれることになる。そんな「トリリオンセンサー時代」を生き抜くカギは、昆虫の触角の中にさえも眠っていた。
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COLUMN
日本発、“変わり種”センサー
数mm角のセンサーに息を吹きかけると、スマートフォンの画面上の折れ線グラフが急激に変化した。これは、物質・材料研究機構(NIMS)が開発し、京セラが量産化に向けた検討を進める「人工嗅覚センサー」だ。
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PART2
日本製造業の「特技」
急拡大するセンサー市場に、世界の電子部品メーカーが続々と参入している。匠の技・ご用聞き・すり合わせという日本製造業の「特技」が、再び脚光を浴びる時代になる。
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PART3
業界地図を塗り替える刺客
トリリオンセンサー時代に多種多様なセンサーを作り分ける革新的な生産システムが登場する。これまで外部から調達してきたセンサーや半導体を自社で内製できるようになれば、業界地図が塗り替わる。
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PART4
「ドル箱」はすぐそこにある
トリリオンセンサー時代が7年後にもやってくる。身の回りにセンサーがあふれ、あらゆるモノがインターネットにつながるIoTの世界では、ビジネスのルールが変わる。「ドル箱」はどこにあるのか。