2018年2月19日号
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PART1
キーマンほど生え抜きより外様
プロパー社員と外部人材を入れ替えることで業績を回復させる企業が増えている。成長性を高めるため、日本でも、米国並みにキーマンの流動性を高める動きが目立ってきた。生え抜き社員だけでは時代に適応できないことに先進企業ほど気付き始めたからだ。
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PART2
「歳だけ重ね人材」量産のメカニズム
人材流動化を企業が進めるのは、プロパー社員に知識や語学力がないからだけではない。ここへきて急増する「創造性の高い仕事」に対応するセンスを持つ人材が少ないからだ。「定型的な仕事」向きの人材ばかりを長年集めてきた弊害が、企業と個人に押し寄せている。
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PART3
出世するか高給マックを目指すか
社員の多くを占めるマックジョブ型人材は、クリエーティブ業務では自己実現が難しい。個人として幸福をつかむため、そうした社員が目指すべき道は2つ。早々に出世し管理者になるか、会社を出て「誇りあるマックジョブ」を見つけることだ。