2018年2月12日号
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PART 1
ホンダが頼った 中国公安の“視覚”
街角の至る所にカメラを設置し、監視社会を構築した中国。その技術が自動運転を進化させる。膨大なデータで鍛えたAI(人工知能)を武器に、多くのベンチャーが「未来のクルマ」に挑戦する。
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PART 2
頭脳狙う巨人たち 日本勢にも活路
世界的な半導体メーカーが未来のクルマの頭脳をめぐり、壮絶な覇権争いを繰り広げている。米国勢が先行するが、コストや消費電力などに課題があり、日本メーカーにも活路はありそうだ。
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PART 3
走る5000万台 笑う業界、泣く業界
自動運転車が急速に普及する未来の社会はどのように変わっていくのか。様々なデータと関係者への取材をベースに、起こり得る変化を予想した。
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PART 4
頭脳争奪は前哨戦 小さな一歩を踏み出せ
前人未到の有人月面着陸を目指し、米航空宇宙局(NASA)が1960年代に進めた「アポロ計画」。この歴史的偉業と全く同名の自動運転プロジェクトが、米国ではなく中国で着々と進んでいる。推進するのは中国のインターネット検索最大手、百度(バイドゥ)だ。