2018年1月29日号
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PART 1
トランプ発、ワシントンの激震
ロビー活動といえば、アメリカ。その中心であるワシントンのロビー業界に異変が起きている。震源は世界秩序の破壊者、トランプ大統領。ロビー街に広がる波紋は、日本企業をも巻き込みつつある。
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PART 2
外圧で日本は変われるか
安倍政権の規制緩和で生まれる市場を取り込もうと、海外ロビイストが日本に上陸。だが、そんなロビーに背を向ける日本。このままでは自国の市場を奪われかねない。
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PART 3
ルール作りで見せた日本の意地
技術革新の波が押し寄せ、新たなルール作りが求められる時代。世界展開に欠かせない「標準化」で後れを取ってきた日本が、自動運転関連技術で標準化を勝ち取った。
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PART 4
「大義」を掲げて切り拓く
巧みな交渉術で政策や基準作りに影響を与える欧米でのロビー活動。制度や規制が未整備の新興国が多いアジアでは違うアプローチが求められる。