2016年1月18日号目次
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PROLOGUE
「やる気向上」こそ経営課題
2015年12月19日の土曜日、約1000人の老若男女が大阪府枚方市の体育館に集まっていた。視線の先にあるのは、高さ4mほどのポールの頂上にある玉入れ用のカゴだ。
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PART1
「そこまでやるか」で一体感
事業再編や非正規社員の増加などで、企業の現場は一体感を失いやすい環境にある。社内イベントでも日常業務でも、組織活性化という目的を徹底的に追求した取り組みが求められている。
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COLUMN
モチベーションを高くするには、心身の健康が欠かせない。2015年12月からはストレスチェックも義務化された。健康経営を進めるためにも、職場環境の改善が急務だ。
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PART2
仲間、理念…何でも見える化
非正規社員の増加や下請け構造の多層化で、「個」は働く目的や意味を見失いやすくなっている。仲間の姿や顧客の声、経営理念などを示すことこそ、やる気の向上には欠かせない。
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COLUMN
経営者が「新規事業が生命線」とハッパをかけても、指示待ちの社員から斬新なアイデアは出てこない。自律的な社員を増やし、現場の持つ発想を新たな価値に育てるための方法を紹介する。
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INTERVIEW
ホークス、イ・ボミの実践法
スポーツの世界では、プレーヤーのモチベーションが成績や勝敗に直結する。2015年の国内スポーツ界で結果を残した3人に、モチベーション論を聞いた。
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PART3
受け入れる柔軟さで社員を鼓舞
子育てに介護、障害や闘病。困難を抱える社員は多い。働き方を変えることで、多様な人材を受け入れ、動機づけられるかどうか。社員を応援しようという姿勢は、あらゆる社員のモチベーションを高める。
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EPILOGUE
勇気が開く未来の働き方
副業を推奨。好きな日のみ出勤し、欠勤する場合も報告は要らない。新しい働き方が、社員のスキルや自主性、やる気を高める。労働の量から質への転換には、経営者の勇気ある決断が欠かせない。