2018年1月15日号
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PART 1
クルマは人命を奪ってきた 我々のEVが常識を“破壊”する
世界に驚きを与えたダイソンのEV参入。ファンは沸き立つ一方、自動車業界は実現性を疑問視する。 「本当に成功するのか」─。創業者、ジェームズ・ダイソン氏が決断の背景を打ち明ける。
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PART 2
試作と検証を高速回転 クレイジーな発想を形に
EV参入を宣言したジェームズ・ダイソン氏。その開発手法とはどのようなものか。掃除機など成熟した分野でイノベーションを起こしてきた独自プロセスを解き明かす。
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PART 3
EV市場は既にカオス 全固体電池が競争を加速
EV(電気自動車)市場は異業種からの参入も相次ぎ、既にカオス状態だ。“垂直統合”の産業構造は、“水平分業”のプレーヤーの台頭で大きく変わる可能性も。
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PART 4
停滞する革新、足りないのは不屈の人材
イノベーションの停滞を嘆く経営者が多い中、ダイソン氏は自ら行動し、その状況を変えようとしている。課題を自ら発見し解決に挑む人材の育成は日本企業にも共通の問題。人ごととせず、正面から取り組む必要がある。