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テックトレンド

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AIが値付け支援 個人売買、0.1秒で「最適価格」
フリマアプリや民泊など個人間取引で「自動値付けサポート」の技術が向上している。過去の取引データをAIが学習・分析し、常に変動する商品やサービスの最適な価格を推定する。素人が需給や価格動向を調べて価格を決める煩わしさを解消…
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最新工場の「安い自動化」 コストを抑えながら生産性向上
ものづくりではこのところ、「低価格の自動化」が進んでいる。具体的な方法はいろいろで、各社の強みを生かす取り組みが目立つ。日本企業がアジアで展開する最新工場の事例からその取り組みを探った。
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スマホ・AIで自動化 アパレルに広がる「採寸テック」
スマートフォンカメラを使い「ささげ(撮影・採寸・原稿作成)」を効率化する動きが広がっている。大量のデータを学習した人工知能(AI)の登場で、高額な3Dスキャナーがなくてもスマホ画像で高い精度を実現。インターネット通販(E…
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製造現場にデータサイエンティスト 複雑な現場を情報が変える
IoT(もののインターネット)の広がりによって、手に入れられるデータの種類・量が急増。データに基づいて製造業の抱える課題を解決するデータサイエンティストの重要性が高まっている。ものづくりの現場を変えるには数学的/統計的な…
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台風被災地でも活躍 水道網の危機を「ソフト」に解決
台風、地震などの災害や財源不足により、日本の上下水道網の存続が危ぶまれている。無駄の多い従来のインフラ整備・維持管理の考え方を捨て、発想の転換が求められる。鍵を握るのはハードへの投資だけではなく、機械学習やデータ共有とい…
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帆やたこも活用 環境規制が変える次世代運搬船
船舶の排ガスに含まれる硫黄酸化物(SOx)の排出量が規制されるなど、海運にも環境規制の波が到来している。2050年には二酸化炭素(CO2)を含む温室効果ガスの排出量を半減させる予定で、抜本的な対策が必要だ。造船メーカーだ…
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高度化する音声合成技術 デジタルの「声」に多様な使途
「音声合成技術」とはテキスト情報から音声を人工的に生成する技術を指す。技術の底上げで用途が拡大。合成した音声と収録した音声を組み合わせるなど新しい取り組みが目立つ。これまでにないプラットフォームビジネスも登場している。
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次世代の共通EDI、受発注の時間を削減
非効率な手順が残る企業の受発注業務が大きく変わりつつある。次世代のEDI(電子データ交換)は企業の業務効率を高める可能性がある。今後の税額票インボイス)導入などを見据え、企業は導入を進める。
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上司の場所も見える化 データが変えるオフィス空間
センサーなどでオフィス内の多様なデータを収集し、空間づくりに生かす動きが進んでいる。気温や人の居場所、ストレス度などを分析し、快適さや効率性などを高める狙いだ。働き方の多様化やシェアオフィスなどの普及により、人の流動性の…
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バイオニック医療、センシングで身体機能を補う
エレクトロニクス技術を活用し、センシング(感知)した情報に基づいて身体の機能を補う「バイオニック医療」。補助人工心臓、ロボット義手など、さまざまな分野で技術開発が進んでいる。再生医療とともに近未来の医療をリードするバイオ…
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プロジェクションマッピング、手術や工事で「光る図面」に
建物や壁などに映像を投映するプロジェクションマッピングが進化を遂げている。動くものに追従して投映できるようになり、手術時に患部を把握するなど娯楽以外の用途が広がる。建設現場や工場で作業手順を示すなど、「光る図面」として産…
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ドイツの最新スマート工場 デジタルツインで効率化が加速
組み立て自動化などの工場を物理的に改善する技術は、もはや差を出しにくい。コンピューターのシミュレーションと現実の生産ラインを同期させて運用するデジタルツインなどでドイツの最新スマート工場は、一歩先の生産性向上を進めている…
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金属3Dプリンターに価格破壊 オフィスに置ける機種も
部品加工などで期待されながら、樹脂向けに比べ普及が進まなかった金属3Dプリンター。小型部品などに用途を絞ることで、小型化・低価格化を実現した新機種が国内外で相次ぎ生まれている。紙のプリンターと同じようにオフィスなどでも活…
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恐怖も感動もリアルに体験 VRで社員教育、顧客サービス
VR(仮想現実)の技術が進化。ビジネスに導入する企業が増加している。中には、VRによって安全教育の効果を高めようという会社もある。顧客サービスでは、VRによる大迫力の野球観戦が登場している。
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ミドリムシからバイオ燃料 コストの壁、品種改良で挑む
二酸化炭素の排出量を削減できるとして、実用化が進む微細藻類を由来とするバイオ燃料。主に航空機向けに期待が集まるが、高コストなどを理由に日本では導入が遅れている。ミドリムシを使うユーグレナやデンソー、IHIなど複数の企業が…
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モノのインターネットに死角あり 狙われるIoT機器
IoT (モノのインターネット)が普及する一方、IoT機器を狙ったサイバー攻撃が急増している。なぜIoT機器が狙われるのか、どういったウイルスが使われるのか。国内では総務省も対策に向けて動きだした。
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トラックの隊列走行 運転手不足解消の切り札に
複数のトラックをあたかも鉄道のようにつなげて走る隊列走行の実用化が近づいている。ドライバーの不足・負担の軽減や燃費改善効果が期待され、官民挙げての実証実験が進む。人による運転を前提とした法律の改正や専用レーンの整備などが…
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陸海空に新モビリティー、開発進む「空飛ぶクルマ」
陸海空で新しいモビリティーの実用化に向けた取り組みが進んでいる。従来に比べて高速で移動時間を短縮できるうえ静かで快適さも高まる。2030年代には次世代移動サービス「MaaS」の一翼を担う。
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がん治療最前線 標的絞って撃退、副作用少なく
人類にとって最大の脅威ともいわれる「がん」の治療技術で大きな変革が起こっている。本来持つ免疫力を利用するだけでなく、遺伝子の改変でそれをさらに強くするというものだ。治療方法を一変させる可能性のある検査方法も登場。がん克服…
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「脱プラ」で代替素材に商機 コスト、強度のカベ破る
環境意識の高まりから、石油由来のプラスチックの使用を控える動きが世界的に広まっている。代替素材の需要の高まりが予想され、日本でも大手やスタートアップ企業が新素材の開発を急ぐ。紙や植物、石灰石など多様な材料を使い、コストや…