シリーズ
テックトレンド

-
進化するアシストスーツ 、物流や介護現場で導入進む
作業支援や歩行支援に使われてきた「アシストスーツ」の市場が急拡大している。約20年前から開発が進むが、このところ機能が大幅に向上。今後10年ほどの間に仕事や生活を大きく変えそうだ。
-
高齢者の事故多発で注目 ここまできたクルマの予防安全
相次ぐ高齢者ドライバーによる交通事故を受け、車の衝突回避技術への関心が高まっている。新型車では衝突被害軽減ブレーキや急加速防止、車線逸脱抑制など事故を未然に防ぐ装備が標準になっている。部品メーカーも技術を磨くほか、既存車…
-
クラウドに3つの新技術 システムをより使いやすく機敏に
サーバーレス、コンテナ、そしてマイクロサービス。3つの新技術がクラウドの導入効果を高める切り札と目される。機能を変更しやすく、より軽く動作させることができるなどの強みがある。
-
AIやセンサーで肌を解析 ビッグデータで「若さ」追求
大型装置や研究機関での調査が必要だった肌解析が進化を遂げている。ビッグデータを基に肌の現在の状態や将来の「老い」を予測し、個人に最適なスキンケア商品などを提案する。男性に特化した機器も登場。マスブランドでは飽き足らない消…
-
自動運転に価格破壊の動き 「遠隔型」で家電メーカーに注目
次世代通信規格「5G」とエッジコンピューティングの導入で、クルマの“頭脳”は「遠隔型」に移りつつある。これは「自律型」で先頭を走るシリコンバレー勢を突き崩す契機になるかもしれない。
-
タンパク質危機を救えるか 環境にも優しい「人工肉」
世界的な人口増や新興国の所得水準向上を背景に、肉や魚が不足する「タンパク質危機」が懸念されている。新たなタンパク源として脚光を浴びるのが、植物などを原料として生産する「人工肉」だ。欧米で広がる菜食主義や健康志向も追い風と…
-
「日の丸AI」急上昇 技術で巨人GAFAMに挑む4社
AI(人工知能)分野を現在リードしているのは米国などの巨大IT企業だ。規模では太刀打ちできないが、注目すべき国内AIスタートアップ企業が頭角を現している。したたかな製品戦略と技術戦略で独自のポジションを築きつつある。
-
ヤモリ、ミミズの真似で起こすイノベーション
厳しい生存競争を通じ進化を遂げてきた動植物の形状や機能から着想を得る生物模倣技術。技術の進歩でより精緻に再現できるようになり、医療分野やロボットなどにも応用の幅が広がっている。実用化の事例が増えつつある一方、産官学連携の…
-
製造にマスカスタマイゼーションの波 後押しに新技術
大量生産と個別設計を同時に実現するマスカスタマイゼーション。新たな製造方法として、このところ企業に広がりを見せている。これを支えるのが設計と製造の新しい技術だ。
-
企業のESG活動、ブロックチェーンでお墨付き
履歴を精緻に記録でき、改ざんが難しいとされるブロックチェーン。その活用が仮想通貨以外にも広がっている。天然資源や再生可能エネルギーなどの取引を証明し、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)活動を後押しする。商品・サービス…
-
深海でのコンクリート技術、海底資源の採掘に向け布石
海面下3515mの深海でコンクリートの耐久試験が始まった。狙うは海底資源採掘のための基地建設だ。激化する資源の獲得競争には、海洋土木会社(マリコン)の技術が鍵を握る。
-
心を読み、働き方を変える
ストレスや喜怒哀楽などの度合いを測定し、数値などで可視化する技術が実用化しつつある。心拍数や表情、声など幅広い生体データを解析し、潜在的な感情をあぶり出す。社員のストレス対策から事故防止、マーケティングまで、さまざまな需…
-
コメもカスタマイズ時代 最適な遺伝子、データで発掘
遺伝データなどを基に、用途などに応じてコメの新たな品種を開発する動きが広がっている。秋田県は秋田米のフラッグシップとなる新品種の開発にめどをつけ、2022年にも市場に投入する。需要が高まる業務用米でも最適な品種の効率的な…
-
水素利用の燃料電池が海外で拡大 慌てる日本メーカー
「EV(電気自動車)シフト」に押され風前のともしびと見られていたFCV(燃料電池車)。特定の用途で市場が急激に立ち上がり、慌てた日本メーカーが後追いする事態になっている。今後、どのような用途で実用化がさらに進んでいくだろ…
-
ものづくりのノウハウ、データで伝授 技能の継承にデジタル活用
熟練技能者の高齢化や人手不足から、ものづくりの現場で技能継承への危機感が強まっている。そこで期待されているのが、ベテランの技やノウハウを正確に抽出して伝えるデジタル技術だ。感覚ではなく数値で、文字ではなく映像でノウハウを…
-
家庭用ロボット掃除機、「間取り」把握して効率よく
自動運転車にも使われる地図作製技術が、ロボット掃除機を賢く進化させている。カメラやレーザーで家の間取りを把握し、現在地を割り出すことで効率よい掃除ルートを導く。ロボットが収集する間取りデータは、家具開発や住宅設計などにも…
-
自動車のデータビジネス、最前線はイスラエル企業
自動車から得られるさまざまな情報を活用する「データビジネス」が動き出した。カーメーカーだけでなく、部品メーカーやITサービス企業も参入する。自動車業界の転換点が目前に迫ってきた。
-
空気から飲料水を作り出す、コストは1リットル2円以下
空気から水を作り出す装置の実用化が進む。冷却装置で発生させた結露をため、飲めるように浄化する。停電しても使えるよう、発電機を搭載する装置も登場した。被災地での利用を見込む。人口増と気候変動で深刻化する世界的な水不足を、空…
-
電気自動車の充電 今後「非接触型」が主流になるワケ
電力を非接触でEV(電気自動車)に給電する研究が進んでいる。その先には、走りながら必要な電力を得る「走行中給電」を見据える。
-
「AI-OCR」で手書き文字も瞬時にデータ化
紙に書かれた情報をデータ化するOCR(光学的文字認識)技術が、AIによって進化する。範囲をあらかじめ指定しなくても必要項目を読み取れるようになり、手書き文字にも対応。高い技術を持つスタートアップが次々参入し、使いやすさや…