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テックトレンド

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広がるドローン活用 空から業務の効率アップ推進
様々な業種の企業や組織がドローンの活用に乗り出している。設備の点検、電波の測定など、ドローンによって業務やビジネスの変革を進める。「上空写真を撮影するくらいなのではないか」と考えていたら、強力なツールを活用する機会を逸す…
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AIも活用、マネロン防ぐ新手法 「対策後進国」返上へ
犯罪組織が資金を「洗浄」するマネーロンダリング。疑いのある取引は日本でも増加している。国際的に「対策後進国」と見なされている日本の金融機関も、対策のさらなる強化が急務だ。顧客ごとにリスクを算出する「スコアリング」と呼ばれ…
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SARがひらく宇宙新産業 地表の「電波の目」、株価予測も
宇宙ビジネスがこれまでにない形に進化している。電波の反射を利用する「SAR」(合成開口レーダー)は、悪天候で雲がかかっていても地表を観測できる。小型化が進んだSARを活用した新たな人工衛星ビジネスが世界各国で勃興している…
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包装フィルム、見えざる進化 野菜や果物を眠らせ物流最適化
スーパーマーケットの店頭に並ぶ野菜や果物を覆う、透明な包装フィルム。見た目ではほとんど分からないが、鮮度を保つための機能が大きく進化を遂げている。長期保存が可能になれば農家が販路拡大しやすくなり、フードロスや物流など社会…
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ロボットが建設現場を変える 現場に実装、生産性が向上
建設ロボットの開発競争が激化している。大手企業による実証が進み、本格的な現場実装のフェーズに移りつつある。ユニークなロボットを開発・活用する事例も出始めた。
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パスタ食べればサラダは不要 1品で済む「完全栄養食」
ビタミンやミネラルなど必要な栄養素を1品に凝縮した「完全栄養食」が日本でも広まり始めた。米シリコンバレーでブームになり、忙しい中でもバランスの良い食事をしたいビジネスパーソンに受けている。在宅勤務や一斉休校の広がりにより…
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建設材料に繊維強化プラスチック 鉄とコンクリに代わる3新素材
土木構造物の部材として「FRP(繊維強化プラスチック)」の実用化が始まっている。建設材料の代名詞といえる「鉄」と「コンクリート」を超える汎用材として定着するか。炭素、バサルト、アラミドという注目の「3大FRP」の最新動向…
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クルマの対話型AI 悩むトヨタに焦るホンダ
スイッチなどの操作が不要で、運転者が話すだけでクルマの各種機器を操作できる技術が普及し始めた。先行するのはドイツメーカーで、対話型AI(人工知能)を搭載した市販モデルを相次ぎ投入している。一方でトヨタ自動車やホンダは欧州…
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巨大市場、SDGsテック 社会課題解決がビジネスの種
国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」をIT活用で達成しようとする動きが広がっている。社会課題の解決は「ビジネスの種」であり、採算度外視の社会貢献活動でない。最新のデジタルテクノロジーを活用した、先行企業の取り組…
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味覚をデータ化 「ビール×枝豆」の相性も証明できる
主観に頼るしかなかった味覚をデータ化し、メニューの提案などビジネスに活用する動きが広がっている。舌の機能をセンサーで再現した装置や、味わいと密接に関わる香りを定量化する技術など各社は工夫を凝らす。多様化する消費者の嗜好性…
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勝利を生むスポーツテック 「強さ」の裏にデータあり
スポーツチームでデジタル技術を駆使した徹底的なデータ活用が進む。各競技の特徴を踏まえた使い方も目立つ。ラグビー、野球、サッカーから「スポーツテック」への猛進ぶりに迫る。
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定番ビール、まだうまくなる メガブランド復権へ新製法
少子高齢化や嗜好の多様化により、国内市場の縮小が続いてきたビール。2020年10月以降には減税も予定されており、「第3のビール」や発泡酒との価格差が縮まる。大手各社はうまさを引き上げ、持続させる新技術を投入し「ビール復権…
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超電導モーターが地球を救う 航空機、クルマへの搭載も視野に
極低温で電気抵抗をゼロにする「超電導」を使うモーターの開発が進む。桁違いに高いエネルギー密度に航空機業界が着目。日米欧で開発が進む。エネルギー効率も高く、電気自動車や鉄道、船舶への応用も視野に入る。
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設置率まだ3割 ホームドアを「軽く・安く・賢く」
利用者の転落・接触事故を防ぐため、主要駅のプラットホームで設置が進むホームドア。一方でホームの補強工事なども必要となり、工期の長さや設置コストの高さが普及のネックになっている。多様な車両に対応できるようにしたり、軽量化で…
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AIで挑む「攻め」の医療 八王子から打倒GAFA
日本の病院が顔認証やAI(人工知能)などデジタル技術の活用に乗り出した。病気の患者を治療する「受け身」から、予防を支援する「攻め」への転換を狙う。命に関わるプラットフォーム作りで「GAFA超え」を目指す病院の挑戦を追う。
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サーモンの陸上養殖 「タンパク質危機」解消の切り札に
総合商社が参入したり、多額の投資マネーが流れ込んだりと、サーモンの陸上養殖に注目が集まっている。畜産よりも環境負荷が小さく、海での養殖に適した場所が不足する中で食料危機対策の切り札として期待される。実証実験から商用化に進…
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高機能化する「未来の道路」 発電や給電、センサー埋設も
近い将来に起こり得る社会状況の変化を見据え、道路の役割が変わりつつある。発電や給電のほか、ゴミを活用した耐久性の高い道路づくりも進む。高機能化する道路の最先端の取り組みを見ていこう。
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飲食店に救世主 「ロボ店員」が作る・呼ぶ・運ぶ
深刻な人手不足を解消しようと、飲食業でロボットを活用する動きが本格化してきた。コーヒーのようなシンプルなものから、たこ焼きなど複雑な調理もできるようになっている。配膳や皿洗いなど、飲食店に欠かせない作業もロボットに任せら…
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ドローンで水中や地下も インフラの点検や調査現場で用途拡大
インフラの点検や調査の現場で、業務をサポートするドローンが続々と現れている。水中や管路に潜ってインフラを点検したり、空から地質を見分けたりと、意外な用途でも活躍し始めた。仕事を変革するドローンの最新動向を紹介する。
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AIが値付け支援 個人売買、0.1秒で「最適価格」
フリマアプリや民泊など個人間取引で「自動値付けサポート」の技術が向上している。過去の取引データをAIが学習・分析し、常に変動する商品やサービスの最適な価格を推定する。素人が需給や価格動向を調べて価格を決める煩わしさを解消…