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テックトレンド

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「AI-OCR」で手書き文字も瞬時にデータ化
紙に書かれた情報をデータ化するOCR(光学的文字認識)技術が、AIによって進化する。範囲をあらかじめ指定しなくても必要項目を読み取れるようになり、手書き文字にも対応。高い技術を持つスタートアップが次々参入し、使いやすさや…
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ユニクロ、ニトリに「物流テック」 倉庫を戦略拠点化
物流はビジネス競争の行方を左右する重要な機能だ。運送会社が人手不足に悩む中、小売業は自ら物流改革に乗り出した。AI(人工知能)やロボットなど「物流テック」を駆使して倉庫の無人化や配送改革に挑む。
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「仮想」のアイドル、バーチャルユーチューバー増殖
仮想空間で活動する「バーチャルユーチューバー(Vチューバー)」が急増している。動画配信のインフラが整い、センサーなどが値下がりしたことで弾みが付いた。企業や自治体も「ゆるキャラ」に次ぐイメージ戦略のカギとして注目し始めた…
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着床式の洋上風力が本格稼働、日本の沖合が巨大発電所に
1月1日、千葉県銚子市の沖合で着床式の洋上風力発電所が商用運転を開始した。欧州で主流となっている方式で、発電量の増大や建設コストの削減に期待がかかる。法律が整備され普及に向けて動き出すが、日本周辺の海底地形が課題になりそ…
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巨大プロジェクトが続々進行中
車両基地に人工地盤でふたをかぶせた上に林立するビル。老朽化した超高層ビルを莫大なコストと最新技術で次々と再生──。米ニューヨーク・マンハッタンのダイナミックな最新建築事情をリポートする。
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判断根拠が人間にも分かる“ホワイト”なAI
現在のAIブームのきっかけとなった「深層学習」は、画像認識などで高精度な判断ができるAIを誕生させた。しかし深層学習の結果、AIが実行する計算は複雑になり、人間が理解しにくい「ブラックボックス」になる。この欠点を解消しよ…
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「フードテック」でサービス革新
食の市場をITで変革するのが「フードテック」だ。外食大手の取り組みは現金レス決済、掃除ロボなど多岐にわたる。客の満足度を高め、店員が働きやすくして会社の成長につなげる狙いだ。
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ゲノム編集の最前線 狙った場所の遺伝子を改変する
遺伝子を自由に書き換える「ゲノム編集」技術を用いた双子の女の子が、中国で誕生した。一方、ゲノム編集は食料生産や医学研究などの分野では目覚ましい成果を上げつつある。生命の進化を左右する画期的な技術とどう向き合うか、倫理的な…
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AIで材料開発「マテリアルズ・インフォマティクス」
材料技術×情報技術=「マテリアルズ・インフォマティクス(MI)」が世界を席巻している。AI(人工知能)によって材料開発のスピードを大幅に上げる可能性があり、すでに成果が出ている。新材料の開発は日本が強い分野だが、MIで出…
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ここまで来たAIの自動彩色、昔の白黒写真がカラーで復活
AI(人工知能)でモノクロ写真などに自動で色を付ける技術が登場している。深層学習によって着色の不自然さがなくなり、出版社も活用に乗り出した。AIの鮮やかな腕前により、クリエーティブの世界が変わりそうだ。
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技術と工夫で手法が多様化
大規模な木造建築が新しい時代を迎えている。木造ドームの第1世代、大型の耐火建築の第2世代に次ぐ、第3世代が到来。最新の技術を生かした新たなチャレンジが目立つ。
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未来型の無人店舗、日本でも
商品を手に取ったことが自動的に認識され、レジに並ばなくても精算が完了する。そんな未来型店舗の開発が、日本でも既に実証段階を迎えている。同様の取り組みは米アマゾンが先行したが、国内企業も追い上げを急いでいる。
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動きに呼応し、映像に「没入」
建物などにCG映像を投映する「プロジェクションマッピング」が街角を彩り始めた。センサーやAIを駆使し、人間の動きや視線に合わせて投映画像を変化させるのが特徴だ。激しい動きに対応したり、影を減らしたりする技術も進化。エンタ…
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後発の強み生かす新サービス
送金は仮想通貨で行い、デジタルな交通サービスが事故と渋滞を減らす。アフリカで先端ITを活用した新たなサービスが次々と誕生している。インフラの遅れを指摘されてきたが、先進国をしのぐ仕組みが一足飛びに生まれている。
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服用は1回、流行阻止に期待
今年もインフルエンザの季節を迎え、新しい治療薬が話題を呼んでいる。「服用は1回で済む」という分かりやすい利便性が、患者の関心を集めている。既存のワクチンが抱える問題を解決する取り組みも進み、流行の鎮静化に期待がかかる。
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+αで差が付く自動化
製造業では自動化のニーズが高まっている。だが、単に人を置き換えるための自動化では差がつかない。付加価値を高め、勝ち残るために「+α」を図る動きが進んできた。
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“空気”を読んで雑談するロボ
人間の感情や嗜好をくみ取って対話する「コミュニケーションロボット」が相次ぎ登場している。AIを駆使して一人ひとり別々の話題を展開するほか、“空気”を読んで表情すら変える。介護施設で話し相手となったり、東京五輪で道案内をし…
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3つのコネクテッド機能に注目
運転者不足や荷物量の急増といった輸送業界の“悲鳴”を技術で解決するこれからの商用車で必須になるのが、コネクテッド機能だ。「故障予知」と「ダイナミックなルート探索」「自動運転(隊列走行)」がポイントになる。
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体の一部になる「機械」の手
筋肉が動く時に流れる微弱な電気信号を使って操作する「筋電義手」。事故などで手を失った人のために開発され、AIを搭載したものも登場し始めている。将来的には健常者も含め、人間の可能性を広げる道具になるかもしれない。
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用途拡大、アプリ開発も進む
VR(仮想現実)にAR(拡張現実)やMR(複合現実)を含めた「xR」がB to B用途で広まりつつある。製造や医療、建設といった分野において訓練や教育、作業の遠隔支援などで活用されている。ハードウエアの進化が普及や用途の…