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大規模な木造建築が新しい時代を迎えている。木造ドームの第1世代、大型の耐火建築の第2世代に次ぐ、第3世代が到来。最新の技術を生かした新たなチャレンジが目立つ。

CLTを構造材に活用、鉄骨造と 組み合わせ10建てビルに
●床面と耐震壁に活用
泉区高森2丁目プロジェクト(仮称)はCLTを活用する(右)。(写真=日経アーキテクチュア)
完成予想図。建設地は「仙台泉プレミアム・アウトレット」のほど近く(左)。

 「大規模木造の時代」は1990年代に大型木造ドームが相次ぎ誕生したことで幕が開けた。それを第1世代とするならば、第2世代の契機は2010年、公共建築物等木材利用促進法の施行だ。大型の耐火建築が実現するなど、大規模な木造の時代が一気に花開いた。

 次なる第3世代は、集成材の活用や地域のシンボルになる架構(柱とはりで床や屋根を支える構造)のデザインなどユニークな手法が目立つ。