商品を手に取ったことが自動的に認識され、レジに並ばなくても精算が完了する。そんな未来型店舗の開発が、日本でも既に実証段階を迎えている。同様の取り組みは米アマゾンが先行したが、国内企業も追い上げを急いでいる。

「本家」アマゾン・ゴー
<span class="fontBold">無人店舗への関心を高めたのは米アマゾン。世界の小売関係者の視察が絶えない</span>(写真=ロイター/アフロ)
無人店舗への関心を高めたのは米アマゾン。世界の小売関係者の視察が絶えない(写真=ロイター/アフロ)

 小腹がすいたなあ、けれど、もうすぐ次の電車が来てしまう……。それでも慌てることはない。パンにチョコレート、そしてペットボトル飲料。複数の商品を持って店舗出口のゲートに近づくと、ディスプレーに購入品目と合計金額が表示される。さっと確認したら、あとはICカードをかざすだけ。すぐに精算が完了してゲートが開く。レジに並んで会計の順番を待つ必要はない。そもそも、レジが存在しない。

 今年10月、そんな店舗がJR赤羽駅(東京・北)の5・6番線ホームに登場した。金融機関向けのシステムコンサルティングを手掛けるサインポスト(東京・中央)が開発し、JR東日本と組んで12月中旬までの期間限定で開いた無人決済の実験店だ。

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