運転者不足や荷物量の急増といった輸送業界の“悲鳴”を技術で解決する。これからの商用車で必須になるのが、コネクテッド機能だ。「故障予知」と「ダイナミックなルート探索」「自動運転(隊列走行)」がポイントになる。

 より少ない運転者でより多くの荷物を運ぶ──。運転者不足や荷物量の急増といった輸送業界の問題を解決した者が、商用車市場での生き残りを許される。そんな戦いが熱を帯びてきた。

 解決策の前提となるのがコネクテッド機能だ。クラウドサービスや他の車両などとつながることを前提とし、輸送業界のニーズに応える機能の開発が加速している。乗用車よりも商用車の方が実用化で先行し、用途も多い。顧客に価値を直接的に提供できるからだ。例えば、いすゞ自動車は遠隔で車両の運行情報を収集・解析できるサービスを2017年に刷新。三菱ふそうトラック・バスは、20年までに10万台のトラックをコネクテッド化する方針だ。