海を漂うプラスチックごみが、世界的な環境問題として注目されている。その解決策の一つとして脚光を浴びているのが、自然界で分解する新素材だ。高機能素材に強みを持つ日本にとって、新たなビジネスチャンスになると期待できる。

 紙なのに、水も空気もほとんど通さない──。そんな新素材を日本製紙が商品化した。表面に特殊加工を施した「シールドプラス」だ。

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