日本で生まれた次世代技術、「ペロブスカイト型太陽電池」の実用化が迫ってきた。安価に製造でき、薄くて曲げられるため、クルマの側面やドーム球場の屋根などにも使える。発電効率は現在主流のシリコン型に追い付きつつあるが、大型化と耐久性が課題だ。

ペロブスカイト型太陽電池発電効率を保ちながら 課題だった大型化にも成功
●東芝が発表した世界最大のペロブスカイト型太陽電池
(写真=竹井 俊晴)
1低コストで作れる
大がかりな装置が不要で、印刷するように製造できる。材料も手に入りやすいため、低コストなのが利点
2薄くて曲げられる
フィルムなどに塗って製造するため、薄くて折り曲げられる。クルマの側面に貼って発電することも可能
3発電効率が高い
年々発電効率が向上。今では20%程度に達し、シリコン型に迫る。理論上は30%を超えるとされる
4宇宙でも使える
放射線耐性が高いため、宇宙でも活用できる。軽くて曲げられるため人工衛星などに搭載しやすい