人手不足が続く中、ひときわ大きな問題になりそうなのが、中小企業の新卒採用だ。積極的な情報発信や人事制度の改善などの経営改革で魅力を増し、評判を高めるための施策が必要だ。

慶応義塾大学大学院
経営管理研究科
特任教授
2018年は、企業も学生も、就職活動において大きな転換点になった。最大のものは経団連の指針だ。これまでは採用活動の開始時期を説明会は3月、面接などの選考は6月という指針を経団連が決めていたが、現在大学3年生に当たる20年卒採用を最後に、指針が廃止されることになったからだ。
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