国内のIT投資は増加しており、特に業務プロセス効率化への関心が高まっている。RPAの特徴を生かして効率化するには、従来のITツールとの違いを知る必要がある。

福原 英晃[ふくはら・ひであき]
野村総研
ソリューションプリンシパル

1999年慶応義塾大学大学院理工学研究科修了。同年、野村総合研究所入社。RPAやAIを使った業務改革のコンサルティングを担当。2015年から現職。

 国内のIT(情報技術)投資が増加しており、特に業務の効率化に対する投資への関心が高まっている。日本情報システム・ユーザー協会の「企業IT動向調査2018」によれば、2018年度のIT予算の予測は過去10年間で最も高い伸び率で、中でも関心が高いのが業務改革だった。全体の約6割の企業は、投資対象の優先度の1~3位を「業務プロセスの効率化」と回答している。

 働き方改革の推進という社会的な要請からも、企業で業務を自動化・省人化する機運が高まっている。こうした背景から、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)というツールが特に注目されている。