ダークツーリズムとは、戦争や災害の跡をはじめとする悲しみの記憶をめぐる旅であり、20世紀末に英国の学者によって提唱された。2000年に出版された初の体系書では、典型的な事例としてポーランドのアウシュビッツ強制収容所や広島の原爆ドームなどが紹介されていたが、現在では、刑務所や人身売買の関連史跡など、そのカバーする領域は急速に広がりつつある。