福地純一郎(ふくち・じゅんいちろう)
学習院大学
経済学部教授

1989年一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。94年アイオワ州立大学大学院卒業(Ph.D.)。2000年より現職。専門は統計学および計量経済学。

(写真=Hero Images/amanaimages)

 今年4月9日、米ユナイテッド航空で起きた乗客引きずり降ろし事件。乗り合わせたほかの客がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に、その瞬間を撮影した動画を投稿したことで事件は瞬く間に世界を駆け巡った。

 ことの次第はこうだ。米シカゴ発ケンタッキー州ルイビル行きのユナイテッド・エクスプレス3411便は満席だった。乗客全員が機内に乗り込んだ後、追加で乗務員4人を乗せる必要が生じた。4人は翌朝、ルイビル発の別の飛行機に搭乗する予定となっており、どうしてもこの便に乗る必要があった。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り2218文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「気鋭の経済論点」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。