日銀が1月28、29両日に金融政策決定会合を開く。米国が利上げに踏み切る中、日銀の金融緩和政策はどこまで持続性があるのだろうか。国債市場から見ると、2つの疑問点が見えてくる。一つは国債の市場規模に照らして巨額の買い入れを続けることの限界、もう一つは、金利が急騰した場合に損失を抱えるリスクだ。

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日経ビジネス2016年1月18日号 83ページより目次

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