
金田 信一郎
かねだ・しんいちろう
三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、来年からATMを相互に無料で利用できる体制にしていく。メガバンク同士が初めてATMを一体化するが、その先に待ち受けている展開とは。
3メガバンクのうち、2行のATMが共通化され、平日日中ならば手数料(108円)がかからなくなる。まずは、駅や商業施設など、店舗外の約2300カ所で相互無料化が実現する。その後、店舗内を含めた計1万4000台の共通化も視野に入れる。将来は、みずほ銀行もATM連合に加わる可能性がある。
そうなれば、駅前のメガバンクの看板は、キャッシュカードを使う上では違いがなくなる。銀行側は、これを「利便性の向上」と表現する。
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