
菅原 透
すがわら・とおる
日本人のノーベル賞受賞ラッシュが続いている。何十年にもわたって得意分野を探求してきた成果といえるが、その一方で研究領域が「たこつぼ」化してきた現実も見逃すわけにはいかない。
今年のノーベル賞受賞者の発表で先陣を切った10月1日の生理学・医学賞。体を守る免疫の仕組みを解明し、がん治療薬「オプジーボ」につながる成果を上げた本庶佑・京都大学特別教授が見事、栄冠をつかんだ。
1901年に始まったノーベル賞は自然科学界で最も権威のある賞とされる。推薦するのは過去のノーベル賞受賞者を含めた世界一流の研究者で、いつの時代になっても色あせない偉業が対象になるという。
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