経済
金田 信一郎
かねだ・しんいちろう
本誌編集委員。ニューヨーク特派員、日経新聞編集委員を経て現職。著書に『失敗の研究』。

 アパレル大手、三陽商会がバーバリーとのライセンス契約を失って3年、業績の転落が止まらない。ついに、3度目のリストラを発表したが、「勝ちすぎ」の副作用はあまりにも大きかった。

 英高級ブランド、バーバリーとの契約が切れたのは2015年のこと。その直前の14年度、三陽商会の売上高は1109億円だったが、わずか3年で半減近い625億円(17年度)になってしまった。102億円の黒字だった営業利益も、19億円の赤字に沈んでいる。

 そして、3度目のリストラに踏み切る。社員の3割近い250人を削減して、経営再建を目指す。