
金田 信一郎
かねだ・しんいちろう
アパレル大手、三陽商会がバーバリーとのライセンス契約を失って3年、業績の転落が止まらない。ついに、3度目のリストラを発表したが、「勝ちすぎ」の副作用はあまりにも大きかった。
英高級ブランド、バーバリーとの契約が切れたのは2015年のこと。その直前の14年度、三陽商会の売上高は1109億円だったが、わずか3年で半減近い625億円(17年度)になってしまった。102億円の黒字だった営業利益も、19億円の赤字に沈んでいる。
そして、3度目のリストラに踏み切る。社員の3割近い250人を削減して、経営再建を目指す。
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